更新日: 07/06/24

仔猫の知識

猫の飼養保管方法(2)

5.手入れ(規則第8条第4号ソ関係)
動物の健康を保つためには、日頃の手入れは大切です。体内をくまなく触ることは、病気や異常の早期発見につながります。 また、飼い主が動物の体を触ることは、スキンシップを図ることにもなります。
1.ブラッシング:汚れや抜け毛を取り除き、つやのある毛にすると同時に、皮膚の血行をよくする。 毛並みに逆らってブラシをかけて汚れを浮かし、次に毛並みにそってブラッシングしてやる。 特に、猫は体を清潔にするために体をなめて毛を一緒に飲みこむので、毛の抜け替わる時期には、こまめなブラッシングが必要。
2.つめ切り:伸びすぎたつめを放置すると、毛布などにつまり、つめを折ったりはがしたりすることがあるので、伸びたつはは猫用のつめ切りで切ってやる。
3.耳の手入れ:耳の中のチェックが時々必要。健康な猫では、耳垢はわずかでほとんど臭わない。 臭いがきつかったり黒い耳垢がたまっている時は、獣医師に相談が必要。綿棒などでのふき取りは、耳の粘膜を傷つけ、汚れを押し込むことになるのでよくない。
4.歯の手入れ:猫用の歯ブラシや、ガーゼを巻いた指で歯と歯茎をこすってやる。奥歯の外側が、歯石のつきやすい場所。 歯石を放置しておくと歯肉炎、歯槽膿漏と病気が進行する。歯が悪いと口臭がきついばかりでなく、心臓や腎臓などの病気の原因になるおそれが高くなる。
5.猫のノミ:ノミは、猫がかゆがるだけでなく、寄生虫病や皮膚の原因にもなり、また人も刺されて発疹ができることがある。 ノミ取り専用の首輪やシャンプー、その他いろいろな殺虫、駆除剤があるのでペットショップや獣医師に相談する等により適切に処置する。 また、ノミの成虫も卵も猫の体から落ちてカーペットや部屋のすみのほこりの中にいることから、こまめに掃除機をかけることが必要。

6.病気(規則第8条第4号ト関係)
(1)かかりやすい主な病気
動物の種や品種によりかかりやすい病気があります。
1.寄生虫症:回虫、条虫、コクシジウムなどの寄生。駆虫薬で駆除が可能。
2.猫ウイルス性鼻気管炎:鼻水、なみだ、よだれ等が主な症状の代表的な病気。最近はワクチンができている。
3.猫カルシウイルス感染症:猫に多く見られる呼吸器疾患。
4.猫伝染性腸炎(別名 猫汎白血球減少症):子猫などは発病してから1〜2日のうちに死亡する等、死亡率が高い病気なので、生後2〜3ヶ月になったらワクチン接種することが望ましい。
5.猫白血病ウイルス感染症:ウイルスが原因で腫瘍性疾病を起こして死に至る経過が多い病気。若齢猫において危険度が大きい。
6.猫の後天性免疫不全症(猫エイズ様疾患):免疫力が低下し、普通なら何でもない最近等におかされて死亡する。罹患した猫との接触により感染。なお、人にうつることはないといわれている。
(2)人と動物との共通感染症
動物から人へ、人から動物へとうつる病気を、人と動物との共通感染症といい、200種類以上あるといわれています。主な共通感染症及び猫にかかりやすい感染症には、次のようなものがあります。
・犬     :パスツレラ症、皮膚糸状菌症、回虫症、狂犬病など
・猫     :猫ひっかき病、トキソプラズマ症、回虫症、Q熱、狂犬病など
・ウシなど  :Q熱、クリプトスポリジウム症、腸管出血性大腸菌症など
・サル    :Bウイルス病、細菌性赤痢、結核など
・ネズミ   :レプトスピラ症、ハンタウイルス肺症候群、腎症候性出血熱など
・鳥類    :オウム病、高病原性鳥インフルエンザ、ウエストナイル熱など
・ミドリガメ等:サルモネラ症など
1.トキソプラズマ症:この病気に初めてかかると、便の中にオオシスト(虫の卵のようなもの)を排出することがあり、これが人への感染源となる。 人が感染しても症状が出ない場合が多いが、妊娠の初期感染した場合、胎児に影響することがある。
2.皮膚糸状菌症、かいせん症:原因はいろいろあるが、糸状菌(カビの仲間)やかいせん(ダニの一種)によるものは、人にもうつることがある。
3.猫ひっかき病:人が猫にひっ掻かれた結果、局所に赤色丘疹が出たあと、リンパ節の腫れや発熱(不定)症状を示す病気。
(3)健康管理と予防方法
動物がかかる病気は、感染症、腫瘍、生活習慣病など人と同じようにたくさんあります。病気を早期に発見するためには、常に元気・食欲・尿や便の状態などに注意していることが必要です。 良いホームドクター(獣医師)を決めて、様子がおかしいときは早めに受診しましょう。 なお、病気になったときにあわてるより、普段からバランスのとれた食事や適量の運動に気を付け、ワクチンや薬で予防することが一番なのはいうまでもありません。

また、共通感染症を予防するためには、口うつしで食べ物を与えるなどの過度の接触をしない、ふんや尿は早めに処理をする、動物の体や生活環境を清潔にする、 動物の体に触れたりふんや尿を扱った後はよく手を洗う、などのことを守り、衛生的な飼い方を心がけていれば、必要以上に恐れることはありません。 そして、普段から動物の健康状態に注意して、具合がおかしいと思ったら、早めに獣医師に相談してください。


仔犬の知識 目次

仔犬が家へやってくる

仔犬の食事

犬の飼養保管方法(1)

犬の飼養保管方法(2)

犬の飼養保管方法(3)


仔猫の知識 目次

猫の飼養保管方法(1)

猫の飼養保管方法(2)

猫の飼養保管方法(3)


Yahoo! JAPAN


インターネットを検索
nakanishi-kennel.comを検索
Google

インターネットを検索
nakanishi-kennel.comを検索
HeaderImage
| 求人情報 | サイトのご利用にあたって |